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替え玉素人!? ボビーオロゴン仲介の無気力試合とは!!

本記事では人気タレントのボビーオロゴンさんが仲介したナイジェリア人ボクサーが
申請とは異なる素人ボクサーが出場した事件について記載していきます。

事件の概要

5月14日に札幌で行われたプロボクシングの興行で、出場したナイジェリア選手2人が、事前に日本ボクシングコミッション(JBC)に申請、承認された選手とは別人だったことが27日、発表されました。
ボビーオロゴンさんの息子"ジェイジェイ・オロゴン"さんとボビーさんがスカウトしたとされる"リドワン・オイコラ"さんの対戦相手を務めた2人が素人同然の動きで無気力な態度だったため疑惑が生じ、JBC事務局が確認したところ別人だったことが発覚しました。

試合内容があまりにお粗末だったため、JBCが平仲会長にコンタクトをとり、平仲会長からボビーさんに確認したところ
「実は話がある。パスポートを手配した選手じゃない。違う選手だ」と話したそうです。
また、替え玉となったナイジェリア人は埼玉県に住んでいると言われたそうです。

この事件に対し、興行主の元世界王者・平仲信明会長やマッチメークに関わったボビーオロゴンさんの処分が検討されており、
非常に重い処分が下ると予想されています。

5月14日に札幌で行われた興行のポスター
5月14日に札幌で行われた興行のポスター

平仲信明会長のコメント

平仲信明会長は取材に対して、

「体重も落としてきて、ちゃんと計量もした。でも、リングに上がり、ボビーの息子との試合を見て
“なんやこれ”“おかしい”とわかったのが現実で、そこまでは(替え玉とは)何もわからなかった。
もし(別人であることが事前に)わかっていれば、試合はさせていません。ただ、この問題の責任は私にあります」

と語っています。

実行犯と思われる海外のマッチメーカーは事実上の永久追放とされています。
実際に平仲会長は騙された側かと思いますが、処分について、

JBCが決めることで僕が決めることではない。3か月か、半年か。ライセンス停止は覚悟している

とコメントしております。

余談ですが、異なる人種の方の場合判別率が著しく落ちるという研究結果もあり、
なかなか見抜くのは難しい部分もあったのかと思います。

Twitterの反応

Twitterではマッチメーカーとやり取りをしていたボビーさんへの批判が集中していました。

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